病児保育を開設するまで

 3人の子どもの親であり小児科、内科医である立場から、さまざまな家庭環境の中で育児を目の当たりにする中で、
特に子供が病気になったとき、親は心配でずっとそばで看護してやりたいものです。
がしかし、現代の厳しい社会情勢の中、共働き、片親、職場を休む事でのストレスが現実の日々であり、
周りに助けてくれる人のいない環境であることも多く、熱のある子供に座薬を入れ取りあえず保育園に連れて行き、
保育園からの迎えの電話が入り肩を落とす日常。何とかそんな保護者に代わって病気の子供を安心して預けることのできる
施設をの想いから、色々と学ぶ中、行政の力をお借りすることを知り、現在にいたりました。

 子供は、親の宝です。病気の時ほどそばに居てやりたい。咳き込み震える我が子を他人に預けることの辛さ。

 われわれ「ほっぺ病児保育園」のスタッフ「内科 離宮」のスタッフが一丸となって、
そんな皆様の大切なお子様が安心してゆったりと過ごせる環境を提供いたします。

 また、病気の子供を一時的に預けて他の兄弟の参観日出席、歯科通院など生活の支援をいたします。

太治憲男